伏見の名水、ウグイスもやってくる大黒寺の金運清水

伏見区役所の少し北に薩摩寺とも呼ばれる大黒寺があります。
島津義弘の守り本尊「出生大黒天」にちなんで薩摩藩の祈祷所として
大黒天をご本尊に、寺名を長福寺から大黒寺と改めたのが由来、
薩摩藩邸からこの寺が近かったのが理由のようです。

本堂にある本尊秘仏大黒天は、金張の厨子の中の小さな御仏で
甲子の年(60年ごと)に開帳されます。次は2044年となっていますね。
西郷隆盛や大久保利通などが会談に利用した一室がある他、
裏には寺田屋事件で犠牲となった薩摩九烈士の墓碑があります。

境内は緑が多く、オアシス的な雰囲気がありホッとします。

境内に湧く「金運清水」は平成13年(2001)に新しく掘られた井戸です。
大黒天に供えられる霊験あらたな水といわれ、
金運良好、資産増加、厨房守護、子孫繁栄などにご利益があり!とのこと。

水は澄んでおり、かなりの水量が湧き出ていました。
お水をいただいている時、ウグイスがやって来て
首を傾げながら水を飲んでいましたよ。

ありがたくいただきます。

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