伏見の名水、島の弁天さんの閼伽水(あかすい)

日課の散歩のコースにもなっている長建寺、
伏見城の廃城後、衰退した伏見を活気づけようと、
13代目伏見奉行 建部政宇(たけべまさのき)が建てたのが始まり。

ご本尊が弁財天という京都で唯一のお寺です。
「中書島の弁天さん」として呼ばれ、訪れた方は
中国風の竜宮城のような山門に驚くそうです!

弁天さんは財運・商売繁盛などのご利益があるいわれていますよね。

壕川を開拓の際に今は泉涌寺山内にある
即成院(当時は深草大亀谷にありました)の
塔頭多門院を分離して移築、
建部政宇の長寿を願ったのが寺名の由来です。

伏見城の城割、廃城の流れは
一国一城令で二条城もあるので維持が大変だからの理由だそうで。

で奥に進むと弁天堂の手水場に流れ出る閼伽水(あかすい)、
閼伽とは仏前に供えるとの意味。

長建寺の弁天様は大阪・京都間を往来でにぎわっていた
江戸時代に廻船の守護神として信仰をあつめました。
弁財天は河川が神格化したものといわれ、
昔インドでは水の神として崇拝されていました。
その弁天様に捧げる水です。

伏見の水はやや軟水といわれており、
きりっと飲みやすいのが特長です。

いただきました、ありがとうございます。

 

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